ラフィネデンタルクリニックは、あなただけのオンリーワンの最適な治療プランをご提案する埼玉県桶川市寿、上尾市原市にある歯科医院です
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顕微鏡で見えるミクロの世界

なぜ歯科治療で拡大することが必要なのか?

よく歯科治療は経験と勘で行うと言われた時代がありました。この先生見えているの?と思った事ある方もいらっしゃるのではないでしょうか。一つ言える事は、見えないと判断が出来ないという事です。

例えば、右の写真は日本銀行発行の1000円札です。肉眼で良く見てもなんとなく模様が描いてあるようにしか見えません。

これをマイクロスコープ(顕微鏡)で見てみると何と!カタカナが書いてあるのがわかります。

この模様の中に”ホ” や ”ン” なんて書かれているとは思わないですよね。

肉眼ではまず見えません。16倍で撮影すると肉眼では見えない隠れ文字が見えるようになります。

歯科の治療においても同じ事が言えます。肉眼では見えないですが、見る事が出来れば対処の方法が早期に見つかるかもしれません。豆粒のような小さな歯の中を治療する根管治療等では、見えない所を手探りの状態でカンを使って治療するために、なかなか症状が良くならないことが顕微鏡を見るだけで原因が解ることがあります。


他院で根の治療をしていましたが、痛みが残り腫れたりするのを繰り返していました。

顕微鏡で確認し、染色をしてみると歯が割れているのが確認されました。

これではいくら根の治療をしても良くはなりません。 残す事が不可能なため抜歯になってしまいましたが、腫れは引き、違和感も無くなりました。

このように今まで見えなかった虫歯や細かい傷、破折線、根の先までとてもよく見え、治療の質は比べ物にならないくらい上がり無駄な治療がなくなります。原因がわからないのに”様子をみましょう”といっても良くはなりません。

なぜすべての歯科医院に顕微鏡はないのか?

顕微鏡の治療は1992年頃アメリカで始まったと言われています。主に根の治療を専門にしている専門医には顕微鏡治療が義務つけられ、アメリカの根の治療をする歯医者では99%の歯科医師が使用しています。

現在日本では約2%の歯科医院にしか顕微鏡は設置されていません。

  

その理由としては

  • 高価な機械である
  • 高い技術と専門的な知識が必要となる(日本の大学病院では技術を教える事はありません)
  • 治療に時間を要する

専門的な技術と知識は、アメリカのトップデンティストであるDr. Dennis Shanelec から基礎知識や技術、数多くの症例も学ばせて頂きました。Denrtal Office は、アメリカ西海岸のサンタバーバラにあり、Office横の実習室で学んでいました。顕微鏡技術も日々進化しています。常に研鑚し、より質の高い医療を提供出来るように心がけております。

マイクロスコープ(顕微鏡)とテレスコープ(拡大鏡)

当医院では、心臓外科手術などで使用されているテレスコープ(拡大鏡)とマイクロスコープ(顕微鏡)を使用し、精度の高い診療を目指しております。通常の保険診療であっても、全治療に対して拡大鏡による診療を行っております。また、衛生士のメンテナンスなどにも拡大鏡を使用し、お口の中の変化を見落とさないよう心がけております。